QS6000@千葉・志田下P 開幕~
WSLのクオリファイシリーズが、昨日千葉で開幕した。
QS6000は、世界でも2番目に大きい大会なのでビックイベント。
ポイントも高いので、世界中からプロサーファーが出場する為に、千葉の来年のオリンピック会場の志田下へ集まってくる。
昨日は、ひょんなご縁からオーストラリアから出場しているNickとシェイパーとNickの息子達と
みんなで夜、ディナーへ行った。
昨日Round1を勝ち進み、次はRound2で同じOZでBalina出身の元CT選手の同じヒートになるから、どうとか聞いてみた。
彼は、36歳でQSの中ではかなり年齢が高い分、経験も豊富だから別に緊張もしてないと言ってた。 3月に毎年開催されるQS6000で上位に入ったので、
今年は頑張ってみようという気になったらしく、初の日本のQS6000に参戦したんだって。
国に関わらずかもしれないけど、日本人を見てても中年になると、半ば諦めモードな人が多い気がするけど、こうしてまた再びワールドツアーに出て頑張ってる彼は素敵なパパだなと思った。
CTは最高峰だけど、やっぱりQSの方が夢があって私は好きだなと感じる。
一方、昨日のラストの試合で知り合いのOZが今年も出場してた。
いつも可愛い笑顔で本当に性格がよくて大好き。
そんな彼は、Round1で3位と敗退・・・
試合が終わっても、ずーっと海の中でボードにまたがり浮いてて上がってこない。
長い時間、一人ずっとずっとただただ、海の中で浮いてた。
その後、突然がむしゃらにサーフィンをしてた。
悔しくて悔しくて悔しくて、怒り悲しさが交えたサーフィンだった。
あんな姿今まで見たことなかったから、本当に悔しかったんだなーって。
海から上がってきたとき、私は何て声を掛けていいのかわからなくて、
ただただ遠くから見送るだけだった。
QSは世界中で何百人も登録していて、その中でもクオリファイできるのは、ほんの少しだ。
厳しい世界だからこそ、若い選手達はキラキラして頑張ってる。
どれだけ負けてる人達をみただろうか。
それでも諦めず頑張って、なんとかクオリファイしてる。
千葉の6000で優勝してる選手のここ数年はEvan以外みんなクオリファイしてる。
みんな頑張ってね!
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