ともだち in バイロンベイ,オーストラリア

オーストラリアのバイロンベイは、昔からヒッピーの街という印象が強いけれど、

今では、オーストラリアで一番物価の高い街でも知られている。

この小さな田舎街。

最近では、日本でもインスタでUPされてる画像により、人気が出ている。

それが嫌な私。

日本人があまり居なくて気に入っていたのに、日本人が増えた。


今年の冬に一緒に暮らしていた、タイ人のKitty。

私のOZの友人の彼女で、今ではOZの男友達よりも彼女の方が仲が良い。

一緒に暮らしていたから、家で時間を問わず女子会をしていた。

同じアジア人だからか、少なからず白人ギャルよりも感覚が近いから、

話も合って、お互いの彼氏の話とかしたな。


Kittyは、バイロンに住んでるのに、ほとんどビーチへ行くことがなく、

彼女が海へ行く時は、彼が船を持っているので、釣りに行く時ぐらいだった。


ある日、「明日、私も一緒にビーチへ行ってみようかな」と言うので、

一緒にビーチへ。

その帰りに、二人で徒歩って家に帰ろうと、その前にビールをボトルショップで購入。

オーストラリアでは、道端でアルコール摂取は勿論禁止。

しかし、ここはバイロン。

他のCityに比べてユルユルw


kittyは家までの道のりで、我慢できず「もうビール飲んじゃおう」とビール空けはじめる。


そこへ、私達の少し前方をスーパーの袋を7袋も持って歩いてた男も、疲れたのか途中で飲み始めてる。。私達は声を掛けた。


彼の場合飲んでたのは、原液だったw


シドニーからバイロンに遊びに来ていた、ミャンマー人。


どこに滞在しているのか聞くと、私が2年前に住んでた家の近所だったw

Kittyと住んでた家からも、多分10分くらいだったので、気の優しいタイガールは、

荷物を運ぶのを手伝ってあげようと言うので、クソ暑い中手伝った。


そして、彼の滞在してたフラットメイトと更にポーチで宴w

バイロンならではの、気ままさ。

この日を境に、私達は近所の飲み友達となったw


バイロンベイでは、何気にレイプ事件とかもあるし、「missing」というチラシを目にすることもある。呑気な街でも事件は、それなりにある。


私は、逃げ足だけは昔から早かった。

学生の頃からの友人にもよく言われる。

逃げ足が速い=危機管理能力が高い

だと、ポジティブに言うとそんな感じ。


無害かそうでないかは、自分で接して感じてみる。

なんでもバリアを張るのもよくないし、だからと言って油断も禁物。

このさじ加減は難しいのかもしれないけれど、自分の野生の勘を信じるのみ。


バイロンは、アーティストの街でもあるし、

とにかく個性的で、自分を持っている。

自分の好きな事で爆発してる人が多い。


私は、人に流されないし、好き嫌いもハッキリしている。

ただ、自分探しの旅でフラッと来てしまったような人は、

かえってこの街に来て、より自分を見失って去って行く人も多い。


こんなにハッピーな街なのに、この空気に馴染めず逆に疎外感を感じる人も結構いる。

これはとても残念だ。


せっかく、このハッピータウンに来たなら、たくさん友達を作って楽しむべきだ。


もし、英語が話せなくても誰でも無料で簡単にできることがある。


それは、「笑顔」だと思う。


素敵な笑顔ができるだけで、言葉が通じなくても人は寄ってきます。

言葉が通じなくても、心で通じ合える事はできます。

そして、相手の心をキャッチすることは、とても大切です。


私は色々な文化の国の人達と触れ合うことが大好きです。

勿論きれいごとだけじゃないから、差別にも遭遇する。

でもね、差別のない世界をというのは、綺麗事なんだと思う。

人間がいる限り、差別はなくならないと思う。


それでも、わたしは色々な人達と出逢いたいし接したい。


海外生活をして、頭にくることや悔しいこともたくさんあったけれど、

それ以上に、得たものの方が多くて、たくさんの素敵な大好きな友達にも出逢えたから。


いつどこにいても、友達って最高だなと思わせてくれる友人達に感謝です。